生活習慣を改め脇汗対策

気温のせいで脇汗が出ているのでない場合は、自律神経が乱れているせいで脇汗が多くなっているケースが多く、生活習慣を改善する事で脇汗を止める事ができる場合が多いです。

 

食習慣の改善

ファストフードやインスタント食品や肉類などの脂っこいもの。このようなものばかり食べていると、脇汗が出やすくなります。また、味付けが濃くて刺激になるような食べ物も脇汗が多くなる原因になります。

 

身体の中の毒素を壊す事が難しくなり、その毒素を脇汗などの汗と一緒に排除しようとするので、どうしても脇汗などの量が多くなってしまいますし、臭いも酷くなってしまいます。

 

そして、冷たい食品の摂り過ぎもよくありません。体温調節能力が下がってしまい、そのせいで脇汗の量が多くなってしまう場合が多いからです。ですが、このような食習慣を正せば、脇汗はある程度止める事ができるとされています。

 

 

運動に取り組む

運動に取り組むと確かにその場は脇汗などの汗が多くなりますが、長期的に見れば、日々コツコツ運動した方が脇汗などの汗を止める事をしやすくなると言われています。

 

脇汗には体温調節の役目があります。エクリン汗腺と呼ばれる汗腺が暑さを感じたら、脇汗などの汗を出して、その汗が蒸発によって熱を逃がして、体温をダウンさせるようになっています。

 

ですが、運動不足で、気温の変化もしにくい部屋の中などにいる時間が長くなると、体温調節能力がダウンして、ちょっとした温度の変化に対しても過敏に反応して脇汗などの汗をたくさん出してしまうようになります。

 

 

ちなみに、身体が冷やされる状態がある程度続いた時にも、身体は熱くなって、その折にも脇汗などの汗をかきます。

 

また、運動不足などで太ってしまうと、脂肪のせいで熱を排除しにくくなって、そのせいで体温調節の効率が悪くなって、脇汗などの汗が多くなってしまいます。運動をして肥満を防ぐ事も、脇汗を止める事に繋がるのですね。

 

 

ホルモンバランスを安定させる

ホルモンバランスが崩れて、女性ホルモンの生成量がダウンすると、自律神経がおかしくなって、脇汗などの汗がたくさん出るようになってしまう場合があります(ホットフラッシュ)。

 

自律神経が整えば、ホルモンバランスの崩れも改善します。そのためには、生活習慣を改善したりストレスを発散したり、場合によってはホルモン剤を使ってコントロールしたりする必要もありますが、やはり安定化させるのは結構難しいものです。

 

 

ストレスケア

脇汗の最大の誘因の1つに緊張やストレスがあります。緊張やストレスが原因で自律神経が乱れて、ホルモンバランスがおかしくなったり、汗や皮脂が出やすくなったりするのです。これは、上記の事とも繋がる事ですね。

 

ストレス耐性や緊張への耐性をいきなり高める事は難しいですが、日々ストレスを発散していれば、ある程度は耐性が付きますので、日々の暮らしの中で、ストレスをある程度発散していく事を心がけましょう。

 

また、緊張しがちな人は、プレッシャーの掛かる場面で脇汗のせいで焦らないように、あらかじめ脇汗パッドや制汗剤を用意しておくと良いでしょう。「用意している」という安心感で脇汗をある程度止める事ができる場合もあります。

 

脇汗ケアに多い洗い方の誤り

脇汗に対処するために、脇をしっかり洗浄している人は多いでしょうが、やり方を間違えるとかえって脇汗を酷くしてしまう場合もあります。
ここでは、良くないケア手段を挙げていきます。

 

悪臭の要因を知らないまま洗浄し過ぎる

脇の下に限った話ではなく、身体を洗浄し過ぎるとかえって臭いが酷くなってしまう場合があります。体臭の原因は有害な菌にあるのですが、「表皮ブドウ球菌」という有益な菌が、臭いを打ち消してくれているのです。

 

しかし洗浄し過ぎてしまうと、この表皮ブドウ球菌や、表皮ブドウ球菌の餌になる被膜までも除去してしまう事になってしまいます。そして、そのせいで害のある菌が繁殖して、アンモニアや硫化水素が多くなって、臭いが酷くなってしまうのです。

 

ですから、臭いを止める事をしたいのであれば、軽く洗って、不要な汚れを取り除くくらいに留めておくようにしましょう。

 

 

汗や皮脂が出る要因を知らないまま洗浄し過ぎる

脇汗や皮脂が臭いの引き金になる事は確かですが、これも除去し過ぎれば、かえって臭いを酷くする事になってしまいます。なぜなら、汗や皮脂には「皮膚の乾燥を防ぐ」働きがあるからです。

 

汗には角質の表面に水分を補う役割がありますし、皮脂には水分が気化して肌が乾燥してしまうのを防ぐ役割があるのです。

 

 

ですから、汗や皮脂を取り除き過ぎてしまうと、皮膚が乾いて、それをカバーしようとして、かえって皮脂や汗が出やすくなり、その皮脂や汗が酸化して臭いの原因になったり、雑菌が増殖するための餌になったりしてしまうのです。

 

ですから、脇汗やその臭いを止める事をしたいのであれば、洗い過ぎはNGです。適度に洗って、洗い終えてからも保湿をしましょう。そうする事で、汗や皮脂の過剰発生を止める事ができます。

参考:汗かき治す

 

脇汗を抑制する脇汗パッドの選び方は?

脇汗パッドはどのように選べば良いのでしょうか。
単に吸収性だけで選べば良いというわけでもないので気を付けましょう。

 

使い方のタイプを見る

一番注目すべきなのは、その脇汗パッドの使い方です。肌にダイレクトに貼るタイプの脇汗パッドには、パッドから脇汗が漏れにくいという利点があります。

 

また、薄くて目立ちにくいものが大半です。そして、粘着力も非常に優れているものが多いので、長時間安定して使うことができるでしょう。

 

ただし、脇汗がたくさん出過ぎると対応し切れない脇汗パッドもたくさん存在します。また、粘着力が高すぎるせいで、剥がす際にかなり痛かったり皮膚に刺激を与えてしまったりする事もあります。

 

 

特に肌が弱い人の場合は、それが原因でかぶれたり、荒れたり黒ずんでしまったりする事があるので注意しましょう。

 

そして、衣服に貼るタイプのものも多いです。このタイプの脇汗パッドには、吸収性に優れているものが多いです。そして、衣服に貼る分皮膚への負担がほぼありませんし、肌への違和感を覚えにくいという利点もあります。

 

しかし、パッドがずれてしまうと汗ジミが生じやすくなってしまいます。また、分厚くて大きいものがほとんどですので、衣服の種類によっては、脇汗パッドが目立ってしまう場合もあります。

 

 

ですから、全体的な着こなしに気を使ったり、着替える際に気を付けたりする必要があるかもしれません。

 

そして、洗濯できて何度も使える形式の脇汗パッドもあります。ブラジャーの肩紐などに取り付けて、脇の位置にパッドを当てるようなタイプのものが多いです。

 

ダイレクトに皮膚に貼る形式のものと、衣服に貼る形式のものの中間のような使用感です。何度も使用できるので便利ですが、貼り続けていると貼った部分が痛くなってくるケースもあります。

 

 

サイズを見る

二番目に注目すべきなのは脇汗パッドのサイズです。サイズが大き過ぎたり分厚過ぎたりすれば、脇汗というよりもパッド自体が目立ってしまいますよね。

 

ですから、できるだけ小型のものが望ましいですが、吸収性に不安が出てきたり、脇汗が漏れやすくなってしまったりするので、やはりある程度大きめの脇汗パッドを使う方が無難だと思います。

 

ちなみに、最近は「多層式」という「いくつかの層があって各々の層が別の役割をこなしてくれる」脇汗パッドも増えています。

 

多層式の場合は少し分厚くなりますが、ほとんどの脇汗トラブルを止める事ができるはずです。脇汗が出やすい人は、吸水タイプを選ぶと少々小型でも安心して使えるはずです。

 

 

消臭力を見る

消臭力に秀でた脇汗パッドを使えば、脇汗の臭いで悩んでいる人でも安心です。銀イオン等の作用で殺菌し、脇汗の臭いを軽減してくれるものが主流です。消臭炭の成分が入っている脇汗パッドも存在し、こちらも臭い漏れを安全に止める事をしてくれます。

 

 

付け心地も大切です

付け心地も大切です。脇汗パッドのタイプによって、付け心地は大きく左右されます。ですが、毎日使うことになるでしょうから、同一タイプであっても、ジメジメしないかどうか、皮膚が痛くならないか、皮膚に違和感はないかなどは、可能な限りチェックしておくようにしましょう。

 

やや変わり種ですが、保冷剤付きの脇汗パッドも存在します。暑い季節はそういった脇汗パッドを使うと、脇汗を止める事ができるかもしれません。

 

夏場の脇汗対策

脇汗をはじめとした汗には、体温をコントロールする機能がありますから、出ないともちろん困ります。

 

ですが、特に夏場の脇汗によって、汗ジミや臭いに悩まされている人は多いです。夏場にはどのような方法で脇汗をケアすると良いのでしょうか。

 

脇汗をしっかり処理する

夏に脇汗が多く出るのは当たり前なので、むしろ脇汗が出てからのケアを頑張りましょう。さて、脇には「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」の2つの汗腺があります。

 

まず、エクリン汗腺からの汗の成分は、水とほとんど同じであり、体温をコントロールする機能があります。そして、アポクリン汗腺からの汗には異性を引き付ける機能がありまして、臭いが強いです。

 

2つの汗腺から出る汗は、発汗直後は同じように感じるものですが、放置しておくと、いわゆる「良質な汗」と「悪質な汗」になっていき、自分でも違いがある程度分かるはずです。

 

 

さて、汗を餌にして皮膚に生息している雑菌が繁殖する事が原因で、汗が悪臭を持つようになります。ですから、臭いを止めるには、脇汗などの汗をしっかり処理する事が非常に重要です。

 

汗という餌があっても、雑菌が即座に増殖してしまうわけではありませんから、汗が出てすぐに拭き取る事が大事です。遅くとも60分が経つまでには、必ず処理するようにして下さい。

 

そして拭き取る際には、濡れたものを用いるようにして、乾いた布などは使わないようにしましょう。確かに乾いているものを使った方が、効率良く汗を吸い取る事ができますが、皮膚の水分を吸収し過ぎて、かえって発汗量を多くさせてしまう可能性が高いからです。

 

濡れタオルなどを使って、水分を適切に残した方が、脇汗の臭いやベタベタ感を止める事ができます。「乾燥させるのではなく、拭く事が大事」という事をしっかり理解しましょう。

 

 

汗を拭けば、皮膚の上の雑菌や皮脂や老廃物を取り除く事が可能ですが、乾燥させるだけに留まってしまうと、水分を取り除く事しかできずに、老廃物や皮脂や雑菌が、たくさん肌に残ってしまう事になります。

 

それは、悪臭を発しやすいコンディションに他なりませんから、あまり意味はありません。ですから冷房や扇風機で脇汗を乾かすだけでは、臭いを止める事はできません。

 

夏こそ発汗量を増やそう

質の良い汗をかくためには、普段からしっかり汗をかく事が大事です。汗をかかない、かく必要がないという習慣を付けてしまうと、発汗機能が衰えて、発汗しにくい体質になってしまう可能性が高いです。

 

寒い季節は難しい部分もあるかもしれませんが、夏にもクーラーの効いた部屋の中などにいる時間が長いと、やはり発汗しにくい体質になってしまう可能性が高いです。

 

 

発汗機能が鈍ると、汗の分量がダウンして、汗の成分が濃くなってしまって、脇汗などの汗の臭いが強くなったり、粘度か高くなったりするようになってしまいます。

 

ですから、できる範囲で普段から汗をかくようにして、発汗能力を保つようにしましょう。汗腺が鍛えられますし、体内の老廃物を追い出す事もでき、汗質も向上していってくれます。

 

また、運動で汗をかくのも良いですが、サウナで汗をかくのも良いでしょう。

 

 

多汗を誘発する自律神経失調症とは?

生まれつきの体質のせいで多汗症になる事もあれば、その他の誘因によって多汗症になる事もあります。

 

また、自律神経がおかしくなって多汗症になる事もあります。そして、それは自律神経失調症の一部です。

 

自律神経失調症とは何か?」

自律神経には、消化器官、肺、心臓などの動き、そして、発汗などをコントロールする働きがあり、生存のために非常に大切な神経であると言えます。もちろん、意識して自律神経をコントロールする事はもちろんできません。

 

そして、この自律神経がおかしくなっている状態の事を自律神経失調症と言いまして、身体的にもメンタル的にも異常が見受けられるようになります。

 

さて、自律神経にも2タイプあります。それは交感神経と副交感神経です。前者は心と身体が活発な折に優位になります。そして、後者は心と身体が落ち着いている折に優位になります。

 

この2つの神経のバランスが良いと、身体の調子が何かと良くなります。ですがそのバランスが、おかしな生活習慣や、疾患やストレスのせいで崩れると、それがきっかけとなって自律神経失調症になってしまうのです。

 

 

自律神経失調症と汗

自律神経がおかしくなっていると、外気温とは無関係に汗が出るようになります。

 

例えば緊張を感じますと、交感神経がかなり優勢になって、汗腺に刺激が及んで脇汗などの汗を多くかいてしまいます。これは俗に言う「冷や汗」ですね。

 

緊張する場面を抜けて心が落ち着けば「脇汗を止める!」などと意識しなくても、汗を止める事は自然に行われます。ですが、何らかの原因によってずっと緊張し続けていると、ずっと交感神経が優位なままになってしまって、副交感神経は働かなくなってしまいます。

 

すると、不眠症になってしまったり、プレッシャーが掛かり続けてしまったりして、そのせいで疲れやストレスが蓄積して、自律神経失調症になりやすくなってしまいます。

 

自律神経失調症になると、ちょっとしたプレッシャーやストレスによっても、脇汗などの汗をたくさんかくようになってしまいます。繰り返しになりますが、この場合の発汗は外気温とは関係ありません。

 

 

病院で診てもらいましょう

自律神経がおかしくなっているせいで多量の汗が出ているのか、生まれつきの体質のせいで多量の汗が出ているのかは、病院で診て(汗腺の本数などを調べます)もらわないと区別はまずつきません。

 

自律神経失調症である、とはなかなか認めたくないものですし、できれば内緒にしておきたいものかもしれませんが、自力で治す事はできませんので、素直に病院を頼るようにしましょう。

 

 

また、自律神経失調症であると共に、他にも重大な病気や、病気でないにしても身体に不具合が起きている場合もあります。

 

そして、自律神経がおかしくなっている誘因自体も、自力で割り出す事はほぼできませんから、それも病院で話をしてきちんとしたアドバイスをもらうようにしましょう。

 

専門知識が必要なので、病院以外で多汗症の相談をしても、大量の発汗を止める事はできないという事を覚えておきましょう。顔汗止める

 

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